紹介集客-2 お客様に「伝わる」言葉・「伝わらない」言葉
2015/02/06
前回、「お客様は友達にサロンを口コミしたくても「どう伝えて良いか分からない」。
だから「サロンの価値」を既存客に分かりやすく伝えましょう・・とお伝えしました。
さて・・。
では「分かりやすく伝える」とは具体的にどういう事でしょうか。
実はお客様は、美容師さんが使う言葉(表現)の多くを
理解できないコトが多いと私は思っています。
なぜなら「住んでいる業界」が違うと
日常的に「使う言葉」がまったく違ってしまうからなんです。
例えば私はもともと「ITシステム業界」でした。
16年以上もシステム・エンジニア、プログラマーとして仕事をしていました。
さてその「システム業界」の「いつも使う言葉」で一例をあげてみます。
「次の言葉、その価値」があなたに伝わるでしょうか?
「このデータベースはMySQLを使っているのでクエリが高速なんです!」
何を言っているのか分かりにくい・・と思います。
ところが・・「システム業界」の人間、
プログラマーやシステムエンジニアなら、誰でもわかる言葉です。
これを美容室に置き換えてみましょう。
グレイカラー、リタッチ、グラボブ、酸性カラー、アルカリカラー、再現性・・。
美容室では何度も聞く「日常的な言葉」です。
だから、あなたにはもちろん全て分かると思います。
ところが・・
これらの多くの「当たり前の言葉」は、実は多くのお客様にはわかりません。
「グレイカラー」を60代の私の母に質問した時は、
本気で「・・灰色に染めるの・・?」って逆に聞かれたぐらいです。
「住んでいる業界」が違うと「使う言葉」は違います。
ぜひ、お客様が「わかる言葉」でわかりやすく伝えて下さると嬉しいです。
次回は
お客様って・・実はお店の自慢を聞きたがってる?
です。