美容室の独立開業-6_チラシ製作・配る枚数
2015/02/05
美容室の独立オープン、新規オープンの準備
6つめは、チラシ製作と配る枚数について。
ビジネス街の美容室を除いて、
郊外型の美容室(地域密着サロン)の、絶対的に外してはいけない集客手段が【チラシ】です。
もちろん周知のとおり、ネットの普及とサロン数の激増で
チラシは以前より、確かに当たりにくくなりました。
それでも「認知度UP(ここにサロンがあるよ!と知ってもらう)」において、チラシを越える「集客ツール」は他にありません。
多くの独立するオーナーさんは、オープン前にこう言います。
「オープンすれば、勝手にお客様がそこそこは来るでしょう。」。
また、「あんまり来てもらっても、対応できないから」と言い、
チラシの部数をあまり撒きません。
・・でも、残念ながら現在の独立オープンは、本当に甘くありません。
チラシをまいても、
当たって「0.3%」の反応率。
つまり1万枚まいても、30人しか集客できません。
最近では、「0.1%」の反応率でも普通になりました。
つまり1万枚まいても、たった10人の新規客です。
そして0.1%以下の反応率は、珍しくもありません。
理由はシンプルです。
日本の人口は減っているのに、
美容室の数は増えている(減っていない)。
だから、新しい美容室が出来ても、
お客様は珍しくもなく、話題に上がりません。
話題に上がらないので、
オープンだけしても、勝手にお客様は集まりません。
「地域密着」の美容室であれば、
地域性にもよりますが、
最低10万枚は3か月間で配る必要があります。
10万枚で、反応率0.1%なら、100人の集客です。
10万枚で、反応率0.3%なら、300人の集客です。
でも・・10万枚って、凄い枚数ですよね。
そこで多くの独立オーナーさんは
そもそも10万人も地域に人が住んでないですけど・・と言われます。
それは「10万枚を10万世帯に配りましょう」という意味ではありません。
詳しくは、私の書籍にも書いていますし、
このブログの「チラシ集客」のカテゴリーでも、いくつかポイントを解説していますが、
オープン3か月間で、3万世帯に3回は配って、初めて結果が出やすくなるからです。
もし15000世帯の町なら、15000世帯に4回は配って、最低でも6万部は配る事で、新規集客はしやすくなります。