美容室の独立開業-3_お店の名前(店名の付け方)
2015/02/05
美容室の新規開業、独立オープンする前の準備。
7つのポイント
3つ目が「店名の名前の付け方」です。
これはSEO対策(ホームページを検索上位)で
非常に重要なポイントになります。
例えば、大阪に私が非常にお世話になっている「La Bless(ラ・ブレス)」さんがあります。
オーナーの木村博次さんの想い、そしてLaBlessのマインド・経営理念は「愛と感謝あふれるサロン」です。
LaBlessは木村さんの「造語」で、
愛 = love (カタカナ読みではラブ labu)
感謝 = bless
そんなLaBlessさんは、実はオープン当初の店名は「bless(感謝)」でした。(laは頭につかなかった)
ところが[bless]という店名は、全国に非常に沢山あります。
そんな中、お店のホームページを検索上位(SEO対策)するには、ライバルが多く、不利な状況でした。
もちろんLaBlessさんが、検索上位対策のために店名を変更した訳ではありません。
なぜなら店名をリニューアルした頃には、今ほど検索上位にするのは難しくなかった為、意識した事もありませんでした。
でも途中で店名を変更した事は、結果的には
美容室が「ネット集客の時代」に突入した事を考えると、非常に良いタイミングだったかもしれません。
違うケースになりますが、他の美容室のホームページでも、
非常に私たちが検索上位対策で苦労する「店名」があります。
それが「home(ホーム)」さんです。
home という単語は、世界中の全てのホームページ(homepage)で使われている単語ですし、
またホームページのトップページを、業界では「トップページ(top)」や「ホーム(home)」と呼びます。
その為、ネットの世界では、あまりにも同じ単語がありすぎて、
本当に検索にひっかりにくくいと言えます。
「home(家)」っていう美容室の店名は、本当に素敵で
私も大好きなんですが、ネットの世界ではどうしても不利な名前です。
また他にも、私が関わりのあるサロン様にはいませんが、
店名が「net(ネット)」や「top(トップ)」という単語の店名も、
ホームページを検索上位にするのは、不利な店名かもしれません。
さらに[sony(ソニー)]なんて名前を付けたなら、天下のソニーさんとSEOを競う必要があります。
違う切り口になりますが、
他にも最も困る店名が、フランス語やドイツ語で店名を付けるケースです。
もちろん、フランス語やドイツ語の店名は、とても素敵です。
ただ1点、問題になるのが
お客様が「どう読むのか分からない(カタカナ読み出来ない)店名」の場合です。
お客様は大抵の場合、アルファベットで店名を検索してくれません。
店名は多くの場合、「カタカナ読み」で検索します。
そのため、読めない店名の美容室は、検索すらしてもらえない事になります。
美容室は「ネット集客の時代」に入っています。
だから店名はとても重要です。
店名をつけるポイントとしては
●誰でも読める(カタカナ読みできる)
●覚えやすい
●出来るだけ短めに
●ネットで検索して、他に無い店名
で考えて頂くのが、ホームページの検索上位も有利ですし、
集客もしやすいと言えます。