紹介集客/紹介が多いスタイリストの共通点

   

【美容室の新規客の集め方 第22回】
今回は「心構え」というか、
少し違う角度のお話をしたいと思います。
ある「手作りハンコ屋」さんのホームページは少し変わっていて
申し込みページにこう書かれています。
”差し支えなければ、
どなたが・どんな大切な日をお迎えになるのか記入下さい。
例) 娘の結婚

また『込めて欲しい思い』など、
職人に伝えたい事がございましたら、ぜひお聞かせください。
例) 娘の幸せを願っている”
そして、なぜこんなコトを聞くのか。
その理由がこう書かれています。
”「心を込めて彫ります。」

そういうハンコ屋さんはたくさんあります。

でも『心を込める』とは
一体どういうことなんでしょう?
それについて私たちは何日も考えました。
そして考えた末に思い至ったのは

心は無理にこめるものではなく
自然にこもるもの。

というコトでした。

想像してみてください。
あなたが、大切な家族や大切な人に料理をするとします。

あなたはきっとその人が喜ぶ姿を思い浮かべながら
料理するのではないでしょうか。

そうすると、自然に心がこもるんです。

私たちは、ただ漠然と「心を込める」のではなく、
お客様の気持ちを想像しつつ、
親身になって印鑑を彫り上げたいのです。
(中略)

是非、どなたがどんな大切な日を迎えようとしているか
私たちに聞かせて下さい。”
さて。

紹介客が多いスタイリストのカウンセリングを見ると

「この人をキレイにしてあげたい!」と
心の底から本気で思っているんだなぁと
ひしひしと感じる事があります。
それを「人間力のある人」だと
片付けてしまうのは簡単です。

でも少なくともカウンセリングを

「自分が失敗しないため」ではなく、
「相手を喜ばせてあげたい」という気持ちが伝わります。

そんなスタイリストは、技術力が高くなくても
もちろんリピート率が高く、
本当に紹介客も非常に多いです。
心は
こめるモノ ではなく
こもるモノ。

たった1文字の「少し」の違いです。

でも、その「ほんの少し」が「大きな差」となって
お客様に伝わるのかもしれませんね。

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