次回予約と「来店周期の短縮」

   

【美容室の新規リピート率アップ/長期定着の方法 第14回】
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既存客の固定化/3種類の取り組み
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●ワクワク
・ 次回スタイル提案
・ 次回の新メニュー予告  他
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●メリット
・ ポイントカードの仕組み
・ 期限付きの次回割引    他
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●必要性
・ スタイルや髪質の保持(賞美期限)
・ 先払いで購入したサービス券  他
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今回は「メリット」の方法から、
「期限付きの次回割引」をご紹介します。
多くの美容室で注目の「次回予約」。
実はこの仕組みは「お店のメリット」が様々あります。

● リピート(定着)しやすい
● 来店周期を短縮できる
● 売上の予測が立てやすい
● スタイリストは事前にスタイルや各種提案などの計画ができる
では「お客様のメリット」は何でしょうか?

● いきたい日時に予約を確実に取れる
● 次回予約すると、何か「特典」がある
● 「賞美期限」を守れて、美髪やスタイルが続く

ご覧のようにメリットはお店の方が確実にあります。
ところが「次回予約」に取り組みだして半年も経たない内に
ほとんどお店では根付かず、やめてしまいます。
根付かない理由はいずれ解説しますが、
新規集客が難しくなった昨今、

以下の2つはサロンの最優先課題です。

●既存客の囲い込み(失客防止)
●「来店周期の短縮」
来店周期の短縮方法として、
1か月以内に再来店した場合、
リタッチカラーが●●%OFFという取り組みに
力をいれるサロンが最近多くなりました。
もちろんそれで
客単価が下がる事もありえますが

お客様の1人あたりの
「年間トータルのご利用金額」は上がります。
なにより来店回数(単純接触回数)が増える事で
より「お客様と仲良くなる」事は
心理学でも証明されています。

つまり既存客の
「失客防止」にもつながります。
「次回予約の特典」として、
リタッチを割引して「期限付きの次回割引」を組み合わせて
来店周期短縮に成功しているサロンもあります。

参考になれば幸いです。

 - ■ リピート率アップ(美容室・美容院)