美容室の独立開業-1_集客の準備金
2015/02/05
私は美容室ディーラーさんの外部アドバイザーをさせて頂く立場から、多くの独立開業するオーナーにお会いする機会があります。
そして新規開業前のオーナーさんに必要な、様々な情報提供をしています。
そんな中、8割以上の確率で、独立するオーナーの「独立準備に必要なお金」の考え方が、「現実とかなりギャップ」がある事を感じます。
それは何かというと、
多くのオーナーさんは「オープン準備金」の中に
設備や機器の費用を含めて考えているものの、
「新規集客の販促費」が
オープン準備金に含まれていない事です。
美容師さんが独立して新規開業するのは、これからの人生の「本当のスタート」です。
お店のオープンが「ゴール」ではありません。
中には結婚して、子供もいるオーナーさんも多いので
絶対に失敗して欲しくありません。
絶対に、絶対に!!成功して欲しいと思います。
そこで、私が開業するオーナーさんがたに、
いつもお伝えしている「独立開業前に大切な7つのポイント」を
このブログでご紹介したいと思います。
まず「新規集客の準備金」について。
美容室を新規独立オープンした場合、
とにかくオープン1年目は、本当にお金がかかります。
既存客がいて、「採算分岐点」の売上が最低限度は見込めるならば、まったく問題ありませんが、
大抵の場合は、まったく既存客がいない状況で0からスタートします。
その場合(顧客0人スタート)、
新規集客の販促費は、最初の1年で最低200~300万円は用意しておた方が良いです。
・・ちょっと引いちゃう金額ですよね。
でも最近は「集客が難しい」時代です。
お店を黒字にするためには、「お客様の数」が必要です。
「ただオープンした」というだけでは、
昔と違って「お客様は勝手に来ない」時代です。
オープン費用には、
●最初の3か月で、100万円の集客費。
●その後の9か月で、100~200万の集客費。
合計200~300万は、
「最低限度」準備する必要があると思います。
「金額の根拠」に関しては、
次からのブログに詳しくご紹介していきたいと思います。